乾麺をゆでる のと パスタをゆでる
要するに
塩抜き と 加塩
という違いなのだな。
以上。
お蕎麦やうどんの「乾麺類」には 塩分が入っている。
麺の こし を出すために加塩をしているそうな。
ゆでるときは 「塩抜き」 をする感じかな。
たっぷりのお湯でゆで上げるのはそのためもある。
乾麺を洋風にアレンジする場合は
お湯の量を加減して
麺そのものに少し塩分を残して
からめるソースと味の一体感を出すのも
良いかもしれませんね。
その時はソースの塩分をいつもよりかは控えめにする。
ふむふむ。
一方で パスタには塩分がはいっていないので
ゆでるときは加塩をする感じ。
パスタソースに味があるので
パスタに塩味がないと味が途切れてしまう。
シームレスな味の流れを作るには
パスタにも塩分が含まれた方がまとまりが出る。
ゆで上げた後はパスタそのものにも塩味があるので
パスタソースは少し塩分を控えた方が良いかも。
塩分を足す場合はゆで汁を少し加えて調整するもよし。
ペペロンチーノとかソースがあっさり目のものとか
パスタそのものの塩味を少し強めにしたいなという時は
ゆでるときのお塩を少し多めに入れるとよいかも。
最近の「キャンプ飯」でパスタも紹介されているが
作り方は理にかなって手軽で素晴らしいと思う。
パスタソースの中に
ゆでる工程を飛ばして
パスタを入れてしまうという荒業。
パスタをゆでながら
パスタソースのうまみもパスタにしみこませてしまう
琥珀が大好き 一石二鳥!!
ぜひやってみたい!
「パスタをゆでる」というと
琥珀の大好きな小説
森瑤子さんの 「デザートはあなた」 を思い出す。
森さんの数ある作品のなかで
一番印象深い一冊。
料理好き(女好き!?)の主人公 「大西俊介」が
ハンサムウーマンな女性たちに手料理をふるまう。
食事の後、最後のデザートは・・・・という話。
話の中で、大西俊介が
海水でパスタをゆでる
という荒技を繰り出したことがあった。
さてさて お味のほうは
パスタをゆでる時の塩分量は 水に対して0.5〜1%の量
海水の塩分量は場所にもよるが大体 3~4%の量
大西俊介のチャレンジ精神は毎度関心させられますが、
まあ なんでも 「いい塩梅」が よろしいようで。
琥珀の読者になってくれたらうれしいです 💖
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